イモビライザーの解除に関して

イモビライザーには大きく分けて2種の方式が有ります。

エンジンスターターを施行するに当たって、このエンジンイモビライザーをエンジンを掛ける時だけ解除出来なければ
エンジンは掛かりません。通常の駐車時はイモビライザー効果が失われないよう施行する事も大事な事です。完全に
取り去るのではなく、使いやすいようカスタマイズ出来る事が当方では可能です。

代表的な2種のタイプ
 @鍵のグリップ内部にデータチップを挿入して居るタイプ= @トランスポンダータイプ
 AGM車にだけ搭載される鍵に抵抗が入ったタイプ=     Aパスロックタイプ

@トランスポンダータイプ
  
一般的にイモビライザーとはこの事を指します。鍵の中に車輌別に個別のデータを持ったIC チップを持ち、
  鍵穴に近づける、または鍵を刺すととデータ照合を自動的に行い、エンジンコンピューターにエンジン始動の
  認証コードを送ります。これが合致しないと、BMW、ベンツなどはセルが廻りません。その他のメーカーでは
  エンジンは1度掛かりますが3秒以内に燃料供給がストップしアイドリング継続が出来ません。

    @−T 鍵の中のデータチップを使用するメーカー(
キャンセラー金額¥5000
       ALFA ROMEO、AUDI、BMW、FARRARI、FIAT、HYUNDAI、JAGUAR、KIA
       LAMBORGHINI、LANCIA、LAND ROVER、LOTUS、MASERATI、MERSEDES
       OPEL、PEUGEOT、PORSCHE、RENAULT、ROLLSROYCE、ROVER、SAAB、
       VOLKSWAGEN、VOLVO、TOYOTA、NISSAN、HONDA、MAZDA、SUZUKI、
       DAIHATSU、SUBARU、MITSUBISHI 等


      *エンジンスターター施行を希望されるお客様へ
        エンジンキーを3本にして下さい。2本で1本消耗し、残り1本を紛失されると不動車に成ります。
        必ず3本以上にして頂きます。後からの追加は非常に厄介ですので施行前に追加が原則です。
        鍵はトランスポンダー式イモビライザーキーはディーラーで注文し、納期が2週間〜半年掛かり
        ます。BMW、AUDI、MINI、VWなどでプラスティックのエマージェンシーキーをお持ちのお客様
        はエンジンが掛かればそれで結構です。(原則的には掛かる筈です)
        BMW、AUDI、VWの04以降の車輌で、キーレスエントリー付きの鍵は3万円以上します。
        しかしキーレスエントリーは必要有りませんので、部品番号をお教えしすから、それをオーダー
        下さい。
        また、1部で鍵の現物、そのデータを車内に置く事がセキュリティレベルを下げる事に成ると言わ
        れますが、簡単に見つけ出せる施行は致しません。下記のデータコピー型とレベルは全く一緒です
        のでご安心頂きたいと思います。
        特記事項としましては並行車などで鍵の作成が不可能、または非常に高額に成る場合は現在お遣
        いの鍵を使用してイモビライザーをバイパスさせます。ただしこの場合はイモビライザーは常時
        解除に成りますのでセキュリティ機能を搭載したモノをお勧めいたします。詳細は DMにて お問
        い合わせ下さい。


    @−U 鍵の中のデータを複製する事が可能なメーカー
 (キャンセラー金額¥7500〜¥14000)
       
ACURA(ホンダの1部)、FORD/LINCOLN(登録には鍵が2本必要)
      CHRYSLER/DADGE/JEEP系の並行輸入車(鍵が2本必要)
      INFINITY/NISSANの1部、LEXUS/TOYOTA、MAZDA、


     *エンジンスターターを希望されるお客様へ
       当方にご質問頂きまして、適合を調査いたします。TOYOTAのプッシュ式スターティングシステム
       車はほぼ完璧にデータコピーが可能です。また、ホンダ、ニッサンのスマートキーもデータコピー
       が容易に行えます。ただし上記に上げたメーカーでもクライスラー系の正規輸入車は不可(@−T)
       に成ります。除外車種が有りますので直接ご質問を承ります。
       また、当社としては極力このタイプを避けたいと思います。バッテリー上がりやコンピューターの
       リセットを伴う整備を受けるとデータが消去され、リモートスタートが不可能に成るケースが報告され
       て居ります。上記に該当するお客様でも可能な限り現物データで施行が望ましいと考えます。


AGM車=パスロックタイプ
  GM車のみ採用されるイモビライザーです(GM社特許)
  古くは80年代後半のキャデラックから採用され、当初〜95年頃迄は鍵に小豆大の抵抗が付いて いました。
  これの抵抗値が合致しないとセルが廻らない、燃料が噴かない制御をとっていましたが、96年以降は鍵の材質
  と車輌配線内に抵抗を持たせる方式、04以降は更に細かな制御がなされて居て、鍵の複製も難しく成って来て
  います。GM車でも上級のキャデラック、ビュイック等はトランスポンダー式イモビライザーが採用され、GMは4
  種以上のイモビライザー方式を使い分けて居ます。下記に上げるB

  Aの細分化
     @、95年車までのGM車で鍵に小豆状のチップの付くもの VATS(1部2000年頃迄有り)

     A、鍵にはチップは付かないが、メーター内に SECURITY のインジケーターが有る車
        98年式以降の車輌でトラックベースの車輌(タホ、サバー、エスカレード、ユーコン等)
                
¥8000のパスロックイモビライザーバイパスモジュールを使用します。

     B、NEWパスロック2.1
        ハマーH3、CORORADO、CANYONなどは進化型パスロックイモビライザーを搭載しています。
               
¥10000のモジュールを使用してバイパスします。ただしセルカット式イモビライザー
               (セキュリティONでセルが廻らなくなる)が施行不可能と成ります。

      C、鍵にPK3、PK3+の刻印が有る物
        キャデラックSTS、CTS、セビル、ドゥビル、DTS、SRX、BUICKの上級車、トレイルブレイザーの
        初期型など。鍵を1本ご用意下さい。
                @−Tと同じく、鍵を1本使用してバイパスします
¥4200です。