エンジンスターターを付けるに当たって、トランスポンダー式イモビライザー装着車は
データチップが必要と成ります。鍵の先端側に入って居て、これだけを買う事は出来ま
せん。よって鍵として購入頂くしか有りません。必ず当方でスターターを付ける前に追加
頂きます。

ご購入はディーラー様よりの購入のみです。ディーラーにご注文頂き、1〜2週間で
ディーラーに入庫と成ります。鍵が来た旨のTELが有ったら車両とお持ちの鍵全て、
印鑑、免許証を持ってディーラーに入庫と言う手筈と成ります。この際、30分〜2時間
程のキー登録作業があります。

何故スターターを付けた後では駄目なのでしょう?
本来、鍵は2本存在します。しかし1本を紛失した場合、もし庭先やガレージ前から出て
来たら?どうなるでしょう?乗り逃げの盗難につながります。そこでイモビライザーキー
は追加登録、新規登録(本数を増やす)の際に、先にあった鍵を1度デリート(抹消)
して新たに登録をするわけです。つまりエンジンスターターを付けるために1本を先に分解
してデータを使ってしまい、その後に鍵を追加するとスターター用のデータは抹消データと
して消去されるのです。つまり後で鍵を追加するとエンジンスターターは使えなくなると言う
事になってしまいます。ですから、2本のモノは3本。1本しか無い方は2本追加が望ましい
と言う事です。

俺は1本で構わない、、と仰るお客様が時々居られます。
本当にそれで良いのでしょうか?
イモビライザーキーとは登録された鍵以外ではエンジンを掛けない盗難装置です。これは
誰にも解除不可能なように作ってあるシステムです。当然、ディーラー様でも解除は不可能。
もし最後の1本を紛失すると、、そうその車はただの置物です。絶対にエンジンは掛かりません。
ディーラーまでレッカー移動、その後、全ての鍵穴、イモビライザー読み取りモジュールを交換
します。VWで30万位掛かると言う噺です。実際、トヨタランドクルーザーH16車は32万掛かっ
てしまいました。つまり転ばぬ先の杖、、必ず鍵は2本以上手元に残さないと活けないのです。